「若者の挑戦と地域をつなげる」社会起点企業における、経営層・スタッフのディスカッションパートナー
株式会社ガクトラボ
自己紹介と事業紹介
株式会社ガクトラボ、代表取締役の仁志出憲聖です。金沢大学大学院在学中の2010年に、幼馴染と2人で立ち上げた学生団体がこの会社の前身です。
学生団体として立ち上げたころから一貫して、「学生と地域の社会人が出会い、挑戦を生み出せる場を創る」を重要なミッションの一つとして活動してきました。
きっかけは、大学院在学中の自分の体験です。ものづくりがやりたくてジェット制御の実験や計算などの研究室に入っていた僕は、研究以外にもいろいろ挑戦したい思いを持ちながらも現実的にはなかなかそれができずにいました。
あるとき水車をつくるプロジェクトを立ち上げたことをきっかけに、それ以外にも企業の社長とビジネスプランを立てる経験も得ることができました。そこから、自分たち学生がずっと研究室にこもっているばかりで、地域のことを知らずに卒業してしまうのはもったいない、学生はもっと地域に出ていくべきだ、と思ったんです。
自分以外にも何かに挑戦したい学生がたくさんいること、地域の企業もやる気のある人材を求めていることを確信し、何かできないかと始めたのが学生団体「KAKUMA NO HIROBA」でした。
企業の社長と学生の交流会などを企画することから始め、もともと起業を見越して設立したこともあり、大学院卒業のタイミングで本格的に事業化しました。
「地域」と「若者の挑戦」を結び付けるために何ができるか?どんなことができれば、より地域にとっても若者にとっても良いだろうか?を考えながら走り、2015年に法人化。
今現在は地域企業の課題を学生が主体的に解決する実践型インターンシップのコーディネート・オンライン合同企業説明会「マドゴシ」や人事オンラインサロン「HRラボほくりく」の運営・経営革新に資する人材の採用支援や行政・大学での研修、講演等の事業を行っています。
今回の募集背景
ガクトラボはもともと僕と幼馴染が2人で立ち上げた学生団体が前身。法人化してからもしばらくは、一緒に立ち上げたパートナーである彼と会社としての方向性、直近または長期的に大切にしていくことなど根幹にかかわる内容を、対等な関係性の中でディスカッションしながら進めてきました。
対等な立場である経営層が2人いることで、単なる自己満足のワンマン経営になることなく、各メンバーのポテンシャルを最大限に生かしながら、ガクトラボという組織を成長させることができてきたと思っています。
2018年に創業時からのパートナーであった彼が家業を継ぐためにガクトラボを抜け、現在経営層の立場であるのは自分一人。僕自身の自己満足のために今の事業や会社をやっているわけではないので、自分だけの一存ですべてを決めるような形にはしたくないという思いが強くあり、スタッフともできる限りフラットな関係性の中でディスカッションしながら舵を切ってきました。
そんな中2020年のコロナショックをきっかけに、ガクトラボではスタッフがオフィスに出社せず、原則リモートワークを基本として仕事をするスタイルに切り替えました。感染リスクを避け、場所を選ばずに仕事のできる体制を整えられたことはとても良かったのですが、それまでオフィスで自然発生的にあった「雑談」の時間が減ってしまいました。
「雑談」の中でわざわざ時間を取らなくてもスタッフと話すことのできていた“組織として話し合うべき内容”が、必要性が増しているにも関わらずディスカッションする機会が減っていることに正直なところ、危機感を持っています。
組織として、企業として、また一経営者としてあるいはメンターとして、今後自分や自社がどのように動いていくかを忌憚なく対等な立場でディスカッションできる相手の必要性を感じ、今回の募集に至りました。
具体的な業務内容
・事業計画や制度・組織づくり等、企業運営の根幹に関わる部分において代表と忌憚なく意見のやり取りのできるディスカッションパートナー
※コンサルティングではなく、対等な立場から議論のできる関係性が理想です。
・ガクトラボスタッフのセカンドオピニオン的相談相手
・ビジョン会議等、外部のフラットな目線が必要な場面においてのファシリテート 等
私たちが作りたい社会/未来
若者が地域の魅力的な企業や大人と出会い、挑戦・成長できる機会を得られる社会。それが、ガクトラボが学生団体であったころから目指しているものの一つです。
企業と学生の交流の場や実践型インターンシップを通じて学生のキャリアを支援し、若い世代の将来の可能性を広げる。地域企業の人事同士のオンライン交流の場をつくり、北陸に魅力的な企業を増やす。そうした活動の一つ一つが、ガクトラボの目指す未来につながっていると信じています。
募集要項
- 事業のテーマ
- 職種
- 関わり方
- プロボノ
リモート可
隔週~週3 - 謝礼
- なし
※勤務スタイル欄参照 - 期待すること
- 社会課題を起点に事業をしている組織であることを理解したうえで、経営層及びスタッフとの忌憚のない意見交換相手となること(外部相談役的役割)
- 募集する
人材像・スキル - ・企業経営もしくはそれに準ずる経験のある方
・中立を守るのみではなく、目指すものを壁打ちするところから忌憚なく意見の交換ができる方 - 勤務スタイル
- プロボノ(3か月)その後、副業兼業可
リモート可(必要に応じてオフィスでのMTG等調整可)
隔週~週3、30分~数時間/日 - 赴任交通費
- 応相談
- 契約期間
- 3か月(お試し期間)その後、応相談
- マッチングプロセス
- 基本的にはご応募いただいた方と個別にご説明させていただき、1対1でお話したいと思います。 ※応募人数が多い場合は説明会開催を検討します。